1ミリのキセキ

ミア「…何で私が。」


リョウタ「…髪の毛…
似合ってんじゃん!」


ミア「…別に?」


私たちは自然と一緒に登校するようになった。


私は三年の先輩とよくつるんでいた。


喧嘩もたまに手伝ったりした。


そして夏がきた。


陽が降り注ぐ暑い日。


下駄箱に手紙と呼ぶには無理がある
ルーズリーフが一枚入っていた。


佐々木亮汰を助けたいなら
1人で北高まで来い。