1ミリのキセキ

その頃、私は亮汰くらいにしか自分を触らせなかった。


アイツには殴られるときに
触られるけど。


気づくと私はそいつらを殴っていた。


ただただ苛つきだけが募っていく。


つまんない。


つまんない。


あーあ…。
みんな倒れちゃった。


リョウタ「美愛!」


ミア「…。」


リョウタ「これ…お前がやったのか?
…何やってんだよ!?」