1ミリのキセキ

ミア「…私が真優を…」


リョウタ「…寂しいからって
おかしくなったのか?」


ミア「…寂しい?
誰が…?
元々一人ぼっちなのに?」


リョウタ「…美愛。」


ミア「…笑えば?
馬鹿にしてればいいじゃないっ!」


亮汰は私を抱きしめた。


リョウタ「お前がこんなんでどうするんだよ!
真優が今のお前を見て
どう思うか考えてもみろよ!」


ミア「…。」


リョウタ「真優に安心して逝かせてやれよ!
アイツを最後まで守るんだろ!?
途中で放棄すんなよ!」


ミア「…真優はもういないんだよ?
…守れなんてしない。」