1ミリのキセキ

校長は校章や校訓について熱弁していた。


正直…どうでもいい。


次は多分教師なんだろーけど
おばさんが授業について説明した。


さすがに私も眠くなってきた。


優樹菜は頭がカクカクしてる。


チラッと沙綾と愛華を盗み見た。


沙綾はまるで優等生っぽい。


愛華は…
こんなどうでもいい話を真剣に聞いていた…。


そっか…
愛華にとっては憧れの1つなんだ…。


やっと集会が終わり、
体験授業の時間になった。


クレハ「よく寝たー!」


ユキナ「熟睡してたよね~?」