1ミリのキセキ

出血で身体中が燃えるみたいに熱かった。


私達は1人残らず即死だった。


これで私と愛華の人生は幕を閉じたの。」


ミア「…。」


サアヤ「愛華が明るくなったのは
今度こそ普通の生活をするんだって決めたから…。


さっき愛華の様子がおかしかったのは
それが当たり前じゃないって分かってるから…


見守ってたんだと思う。
せっかく手に入れた幸せを逃さないように…。」


ミア「…愛華は…ただの馬鹿だと思ってた。」