『いい加減にして! もう無理なんだよあたしたち。 それを崩したのも全部宏っ! 一回壊れたものはもう2度と 同じかたちに戻らないの! 自分で浮気して結局はあたしなんて 都合いいこといわないで!』 あたしは言い終わるころには 頬に涙が伝っていた。