「ナナちゃーん、化学室あっちー!!」 急がなきゃいけないのに、何で間違うかなぁ!あたしの馬鹿… 啓太先輩も他の先輩達も、皆あたしを見て笑ってる。 はぁ…あたしって本当馬鹿だよなぁ。 案の定、化学の授業には遅刻するし、先生に怒られるし、散々だった。