「えり!!話が…。
あるんだけど…。」


朝、登校してすぐ。
友里はえりに声をかけた。


「いいよ。
どこで話す?」





―グイッ―


友里はえりの手を引っ張って、走った。



「えぇ~!?
ちょっと!!友里??」



ついた場所は、えりが大和の初登校の話をしてくれたトイレだった。