「メール、龍さん?」


成美が机にうなだれたまま
こっちを見て聞く。



「うん。
迎えにきてくれるって。
ごめんね、今日は一緒に帰れないから。」



そうわざと申し訳なさそうに成美に謝った。



それに気づかない様子で
「いーね。あんな方とラブラブで!」


なんて口を尖らせて言っている



「ラブラブ?」



嘘でしょ?
龍は、ただの遊びでしか
私と付き合ってない。





3こ年下の私と付き合うのが、新鮮で面白くて仕方ないのだ。