「え、ちょっ?!
乃愛ちゃんー?」
とか言いながら
完全シカトなあたしの顔の前で手をヒラヒラさせる拓海。
うっとうしいと思ったのは
どうやら先生も同じらしく
「桜木、拓海連れて外で話せ
先生、許可してやるから」
などと言いやがった。
「うんそうしよう!」
拓海は、あたしの手をつかみ
無理矢理、廊下に連れ出した。
「ちょっ、嫌だ!
離せっつの!さみーんだけど」
あたしの抵抗も聞かずに
階段まで連れて来られたあたしは、諦めて階段に座った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…