私は一人でいるのが好き。


だから、今まで友達はいなかったし、つくろうとも思わなかった。


そして、私の一番嫌いな季節である春に、彼女はやってきた。


名前は、小川晴香(おがわはるか)。


純粋で明るくて素直な彼女は、私とは正反対の存在。


私は彼女が好きじゃなかった。