黒蝶【完】



「いいよ」


まあそれを許す私も悪いけど。


「よろしくね、澄華」


「よろしく、要」


こうして私達の間に一つのつながりができた。


「ねえ、約束のキスしない?」


彼はそう言ったけど、「それはただキスがしたいだけじゃないのか?」と思ったのはなかったことにした。


「うん」


そう答えて唇を重ねた。