starry night




リアの言う通りだった。



俺は不幸ではなかった。



幸せかどうかなんて
世間一般の基準なんかより
自分の気持ち次第だ。



もっとも、ガキだった俺に
そこまでの考えはなく
ただただ



これでいいんだと、ガキなりに納得をしていた。



俺は、ばあちゃんと二人で
十分幸せなのだ。