足が向いたのは 図書室。 だけど、鍵がかかっていた。 うちの学校は 朝と昼休みと放課後以外、この場所に入ることができないのだ。 私は、ドアを右足で蹴飛ばした。 役立たず。 そのまま、足の向くままに歩きはじめた。