「…わぁ」
窓際の1番隅っこ
最後の自己紹介に立ち上がった人をみて、あたしは思わず声をあげてしまった
「青葉二中出身の吉川玲子(ヨシカワ・レイコ)です。よろしくお願いします」
スラッと長い手足
綺麗な長い髪
可愛いってゆーより、美人タイプ
「…すごい美人」
「そ?俺は瀬戸内さんのがタイプだけど?」
吉川さんに惚れ惚れしていたら、いきなり関英嗣が入って来た
てかタイプって…
「からかうのはやめて下さい!!あたしなんかがタイプなわけないでしょ…」
吉川さんのが、全然綺麗なんだから…
「からかってねぇよ?なー諒介?」
「あぁ。瀬戸内さん、英嗣君はいつでも直球ストレート!!真剣勝負なやつよー?」
この人達は、どこまでが本気でどこまでが冗談なのかが、いまいち分からない…
とにかく、吉川さんでクラス全員の自己紹介が終わった
まだ、皆と話したわけじゃないからよくは分からないけど
関英嗣と高塚諒介
この2人のおかげで、前途多難なのは間違いない…
だけど、あたしはなぜだかそれが嫌じゃなくて
むしろ
なんだか楽しみだったりする…
窓際の1番隅っこ
最後の自己紹介に立ち上がった人をみて、あたしは思わず声をあげてしまった
「青葉二中出身の吉川玲子(ヨシカワ・レイコ)です。よろしくお願いします」
スラッと長い手足
綺麗な長い髪
可愛いってゆーより、美人タイプ
「…すごい美人」
「そ?俺は瀬戸内さんのがタイプだけど?」
吉川さんに惚れ惚れしていたら、いきなり関英嗣が入って来た
てかタイプって…
「からかうのはやめて下さい!!あたしなんかがタイプなわけないでしょ…」
吉川さんのが、全然綺麗なんだから…
「からかってねぇよ?なー諒介?」
「あぁ。瀬戸内さん、英嗣君はいつでも直球ストレート!!真剣勝負なやつよー?」
この人達は、どこまでが本気でどこまでが冗談なのかが、いまいち分からない…
とにかく、吉川さんでクラス全員の自己紹介が終わった
まだ、皆と話したわけじゃないからよくは分からないけど
関英嗣と高塚諒介
この2人のおかげで、前途多難なのは間違いない…
だけど、あたしはなぜだかそれが嫌じゃなくて
むしろ
なんだか楽しみだったりする…

