「いえ……大丈夫です!!」



「俺がダメなの。高校生に手は出さないの。麻妃ちゃんのこと大切に思ってるし、大事なことだから………わかる?」


そう言って、私の頭に手を乗せ、優しく撫でてくれた。


まるで泣いてる子供を慰めるみたいに…


私は頷いた。