太陽のKiss




いつの間にか雨が降っていた。





どこからか犬の鳴き声が聞こえる。


鳴き声がする方へ行ってみると、小さな子犬が捨てられていた。




「おまえ捨てられたの?あたしと一緒だね。でも大丈夫だよ。おまえはあたしと違って、幸せになる権利があるんだよ」




「麻妃ちゃん?」