「藍田さーん!!!どこ行っちゃったの…」 優輝の焦った声が静まりかえった廊下に響く コツコツと段々近づく足音… お願い…こっちこないで… コツっと足音が数メートル先で止まった… 「…そこに居るんでしょ、藍田さん」 落ち着いた声で探るように、ゆっくり話しだす優輝…