僕はすぐ、
病院へと向かった。












ガラガラッ






病室には、ベッドの上で彼女が眠っている姿が
あった。



その側には、彼女の母親





僕は信じられなかった。

あの笑顔の清野さんが、死ぬなんて。


確か、一週間前、体調が悪いって言ってた。





あの時に、病院に連れて行っとけば・・。

自分に腹が立った。




僕は涙がとまらなくなった。
彼女の冷たい手を強く強く握リしめた。






あなたが、森崎くん?




彼女の母親が僕に喋リかけた。



声も出ず、僕は首をうなずいた。






青依からの手紙・・。
これを貴方に渡してって言ってました。







手紙を開いた。
そこに書かれてたのは、






青葉公園のベンチに
行ってください。






僕は数時間後、青葉公園に行った。