小百合いわく
“合コン”の日がやってきた。
アタシら高校生だし
合コンとか阿呆だろって
思っていたがなんか
結構本格的だった。
ラフな服装にしようと思っていたが小百合に止められたので
個人的にまあまあな
恰好でいった。
すると案の定評判も良かった。
「蘭子ちゃんってクールビューティー。俺もろタイプだなあ」
そう言い寄ってくるのは
羽柴という男。
タメらしい。
「そうでもないっすよー。羽柴くんこそ優しそうな顔してますよ」
何の誉めあいだよ
心のなかでツッコミをいれた
しばらく暫く話しているうちにどうやら羽柴くんはアタシを気に入ってくれたみたいで。
あたしも、別に嫌いではなかったが好きとかそういった分類をするならlikeのほうで。
まあ、せっかく
小百合がこの会を開いてくれたんだからとりあえず収穫したノリで行っとこう。
合コンが終了し
羽柴とアドを交換したアタシは帰路に着いた。
小百合は野田とかいうチャラ男に詰め寄られ大変そうだった。
そんな感じで
無事に合コンは終了した。

