「まあいいさ!!!蘭子のためにアタシが合コンをプロデュースしてあげるわ♪」


「合コンってあんた……」


小百合はテンションが
完全に上がって
もう早速知り合いの男に
メールを入れている。



まあ、いいかあ。
つまんない男ばっかりじゃないといいけど。



あたしは背中まで伸びた
茶色の髪を揺らして
ため息をついた。