また笑って?



それからは稲と話すとき
優衣の顔が浮かぶ。

嫌や…。

なんかわからんけど。


私は稲なんか好きじゃないのに。

なんなん?

この気持ち。

「環七?ちょっと話さん?」


グイッと腕を引っ張られて、人気(ひとけ)のない廊下にきた。