『何!?
圭吾も そっち寄りなの!?』
「そっち寄りとか 言うなよ…」
俺と葵は 教室までこんな
他愛ないくだらない話をしていた。
教室に入ると席に着く。
席に着くと大抵、女達が俺のトコに来る。
『圭吾様ぁ〜!
おはようございますぅ〜』とか
『圭吾くぅ〜ん』
とか
言ってる奴らが。
こいつらからは 香水の匂いがムンムンする。
俺は あんまり 香水の匂いが好きじゃない。
だから 俺は 決まって
逃げる。
「あ…あぁ!
お…おはよう」
そういったら 席を立とうとする。
…だが
奴らは 一筋縄ではいかない。
『やぁ〜!
もっと話そぉ〜?』
いやいや 話したくないから。
話したくないから逃げるんだよ?
気づいてくれ…
そして 決まって こうやって俺が困ってるトコロに…
アイツが来る。
『あ〜 だめぇ〜
圭吾くんは 俺としゃべるの〜〜』
来た!
…俺のうっとおしい親友。

