☆以心伝心☆〜幼なじみ〜





変わりたくなんかないのに。




今以上なんて求めてないのに。





『おはようございます〜』




委員会の人達の元気な声が聞こえる。





国旗や校旗をあげてる委員会もいる。





なかには 掃除している委員会や 花に水やりしている委員会。




それぞれ



たくさんの人達が



せわしなく動いている。




学校に来ると感じさせられる。




私は ただの1人。




特別でも なんでもない。




ただの



―――――1人なんだ。





『きゃ〜!!』



『圭吾様ぁ!』




『こっち向いてぇ!』



校門をまたぐと聞こえてくる




黄色い声援。




それが 今、たった1人の人に注がれてる



と 思うと あぁ やっぱり圭吾は特別なんだ と実感する。





本来、圭吾のファンの人達や


美人やかわいい子が 私の場所にいるべきなんだ。





―――――圭吾の隣に。





『葵さんっ!』