三日も…?


涙を流しながら、晴彦は“先生を呼んできます”と言って、病室を出て行った。


「本当に良かった…」


佑斗のお母さんも、涙ぐんでいる。


「佑斗くん。三日、飲まず食わずで休んでないんだ。少し休んだ方がいい」


私のお父さんの言葉に、佑斗は黙って首を振った。