どれくらいの時間が経ったんだろう…。 不気味なくらい、泰久も仲間たちも大人しい。 体さえ動けたらな…。 だいたい、佑斗がこの場所を、見つける事なんて出来るの? 焦りと疲れが出始めた時、外が騒がしくなってきた。 「泰さん!佑斗が来ましたよ!」