やっぱり、仲間が来るんだ…。 「フィアンセが寝取られって知ったら、あいつどう思うかな」 「ちょっと…!」 じりじりと近付いてくる泰久に、思わずのけぞる。 近くで見ると、ますます冷たい感じがした。 「あいつさ、思ってる以上に、心は狭いよ。犯されたって知れば、きっとあんたを捨てるはず」 そんな…。 冷や汗が流れる。 怖さで息を飲んだ時、倉庫の扉が開かれた。