「ふぅん。何か怪しいけどな」 す、鋭い…。 さすがにドキドキして、思わず目をそらしてしまった。 とにかく、抜け出さないと…。 だけど、佑斗の目を盗むって、どうすればいいかな。 う~ん…。 やっぱ、“あそこ”しかないな。 佑斗の目を、堂々と盗める場所。 そう! お手洗い。