「晴彦!行くわよ!」


見失わないようにしなきゃ。


「待ってください」


慌てて席を立ったからか、思い切り人にぶつかった。


「キャッ!」


「あっ、悪い!大丈夫?」


見上げると、そこには背が高くて、ガッチリとしたイケメンが立っていた。