【完全版】秘密のフィアンセ☆ 下




「佑斗!」


思い切りドアを開けると、不機嫌そうに私を見る佑斗がいた。


やっぱり、まだ怒ってる…。


「何?」


なんて、ドスのきいた怖い声。


でも、そんな威圧感には負けないから。


「ねえ、佑斗。洸輝って誰?」


「洸輝?」