小鳥と恋愛小説家





「小鳥……!!

貴宮くん、綾瀬さんと一緒にいたわよ……!?

あんた達、ほんとにどうなってるのよ!?」



「…………。」



ぼんやりと机に座るあたしの前に眉を寄せた双葉が食って掛かる勢いでやって来た。



そうか………。



カナくん………ツバサさんといるんだね…………。



「…………いいの。カナくんは…ツバサさんと、いないと………。」



喉の奥から絞り出すように声を出して、泣いちゃいけないと歯を食いしばった。



「意味がわかんない………!!

貴宮くんだって、さっきは小鳥をすごく心配してたのよ!?」



双葉はずっと困惑顔で、納得出来ないと言ってくれた。



双葉…ちゃんとうまく説明出来なくて……ごめんね……。



いっぱい心配してくれてありがとうね………。



あたしはツバサさんに死んでなんて欲しくないから、元気になってほしいから………



ツバサさんの唯一の希望がカナくんだって…………言うなら、



あたしはこんなに元気なやつだから










あたしがカナくんの傍にいちゃ…………ダメなんだよ………。