小鳥と恋愛小説家





「お願い…………?」



俺を夢だと思っているからか、照れ屋な小鳥が珍しく言ったその言葉を聞き返した。



「うん………。

昨日夢じゃないカナくんに、あたし絶対なんか傷つけるようなこと言っちゃって………。

あんな悲しそうな顔させちゃったのに、どうしてなのか………考えても考えてもわかんない………。

気合い入れて今日理由聞いて謝るつもりだったのに、まさかの熱までだしちゃうし………。

夢のカナくん、あたし、カナくんにどんなことしちゃったのか教えて………っ。お願い………!」



「……………!!!」



泣きそうな顔で言われた言葉に



胸を



締め付けられた。










「………………ごめん……!」



「…………!!」








覆い被さるように、きつくきつく抱きしめた。