小鳥に渡すプリントをしっかりとスクバに入れて 俺は焦る気持ちそのままに早足で学校を出た。 「…………カナヤ!!」 「…………!」 校門をくぐる前にそんな声に呼び止められて、足が止まった。 「……………ツバサ。」 振り返ると、そこにはぎゅっとバックを握りしめたツバサが立っていた…………。 「…………どこに行くの?」 一定の距離を保ったままいつになくかたい表情で俺をチラリと見上げると………眉を寄せて、ぎゅっと唇を噛み締めていた。