家に帰った俺は
部屋にとじ込もってひたすらに――――後悔。
小鳥を置いてきぼりにして帰るなんて……悪魔のごとき諸行をやってのけるとは。
「……………っ。」
自分で自分が恐ろしい……………。
いくらいたたまれないからって、何にも悪くない小鳥がかわいそうだ。
俺は心が狭い………。
器がちっちゃい……。
ペットボトルの蓋よりもきっとちっちゃいに違いない。
図体はでかいのに…………。
「はぁー…………。」
もう溜め息しかでない。
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