小鳥と恋愛小説家





「あった………!」



とりあえず着替える為に教室にやって来て、置いてあった体操服のジャージを見つけてほっとする。



これでなんとか濡れ鼠からは逃れられる。



あたしはそれを持って更衣室に向かった。







教室に一緒にやって来てた、綾瀬くんを残して…………。









「…………こんな日に学校なんかマジさぼっちゃおーって思ってたけど~…、棚からぼた餅とはこの事だよねぇ?

さぁ、どうしよっかなぁ………?」










綾瀬くんのそんな思惑なんて知るよしもないあたしは…………








「うぅわ………下着まで濡れてるよ~……」



濡れて張り付く下着にうんざりしながら暢気にジャージに袖を通ししていた。