ありがとう,伝えたくて~Dear MaMa~

ある日。。。








家事を終え、
疲れたえみは
ベッドの横に座り
おかんの膝に
頭をのせる。






目の前にあった
おかんの暖かい手を
触りながら
温もりを感じていた。






もう片方の手で
優しくえみの頭を撫でる。




そうするとおかんが
口を開いた。




『人って死んだら
どうなるんやろうね。』




急な言葉に
息が詰まった。




『何なん急に!?(笑)』




笑って誤魔化すが
おかんは話を続けた。




『いやーたまに考えるんよ。
じぃちゃんも
亡くなってからさあ~。
どこにいったんやろうって。』




戸惑いを隠しながら
慎重に答える。






『天国と地獄っち
言葉があるぐらいやけ
どっちかにいくっちゃない?』




『そっかあ~。
じゃあじいちゃんは
天国にいったんやろうね~★
おかんはどっちやろ~。?』




胸が痛い…
ここから逃げたくなった。


握っていた手が
不安からか少し強く
握りしめた気がした。