ありがとう,伝えたくて~Dear MaMa~

テレビを見たり、
お菓子を食べたり。。。


家と全く変わらない
環境がそこには出来てた。





『んじゃあ電気消すよ~。』




真っ暗の中



目を瞑る。




『旅行行ってもう半年ぐらい
経つやねえ~
ほんと1年が経つの早いわ~。』



おかんは少し震える声で
言った。



『そうやねえ。
また皆で行こうね!!』



『行けたら良いねえ。』


病気になって初めておかんの
弱音を聞いた。




『行けたらいいねえ~
じゃなくて
行くんっちゃ!!
温泉入る約束したやん?』




『そうやったねえ。
えみちゃんとおったら


心強いよ~。ありがとう。』




『何改まってから~。
恥ずかしいやん(笑)
おかんは大丈夫やけん!!
えみの元気でおかんの
癌なんかぶっ飛ばしちゃるけ。
おかんは何も心配せんで
いいとやけんね。
あんましゃべったら
きつかろ?
えみに気使わんで


寝て良いけんね。』



おかんは何度もえみに
ありがとうと言ってきずけば
寝息が聞こえきた。





今日話したこと
今日したことは


えみにとってまた1つの
大切な思い出に変わった。




言葉では中々伝えれないけど



おかんにはホント昔っから
感謝しきれないぐらい
感謝してるから。


迷惑かけた分
早く親孝行をしたかった。