ありがとう,伝えたくて~Dear MaMa~

土曜日。。。




おかんの病院に向かう。


おとんにはちゃんと
泊まることを
伝えたので今日は久々に
おかんと2人きりで
いっぱい話が出来る。




そんなことを思っていると
自然と胸が弾んでいた。


コンコン・・・


ノックをするが返事がない。
そーっと部屋に入る。



『おかん~?』


するとおかんは
スヤスヤ寝ていた。




寝ているおかんを


起こさないように
顔を見つめていた。




最近は癌のせいで
背中が痛むようになり、
ご飯もちゃんと
食べれないみたいで。


見る見るうちにおかんは
痩せていってた。



顔はやつれ、


疲れたような表情の
おかんをみると、
急に不安になったりする。



でも、どこかで
まだ信じている
自分に助けられていた。



色々考えていたら
おかんが目を覚ました。



『あら。。。きとったんね。


起こせばよかったのに。』



そういうと
体を起こそうとする。



『ああ~起きんでいいっちゃ。
いや~気持ち良さそうに
寝とったけん起こすの
可哀想やったけんさ~☆』



するとおかんが
そわそわしだした。



『えみちゃん。。。
トイレ。。。』



『ゴメンゴメン。
しっかり掴まりいよ。』



寝たきりのおかんは
足の筋肉が落ち
立つこともまま
なくなっていた。



『ごめんね。。。
えみちゃん。。』


『いいっちゃ。謝らんで!!』


1人で移動が出来なくなった
おかんはいつもえみに
申し訳なさそうにしていた。




でもおかんは
えみのたった1人の
おかんだから。



いままで大事に
育ててきてくれた分



おかんを今まで以上に
いっぱい愛そうとおもった。