ありがとう,伝えたくて~Dear MaMa~

それからというもの
きつさにも耐え
毎日休まず頑張って
仕事へ行った。



ある日仕事を終え
家に帰る。




『ただいまあ~。』





すると何の返答もない。



リビングへ行っても
誰もいない。
不振に思い携帯を開くと


20件以上の着信
がはいっていた。



その全てがおとんからだった。



急いで電話をかける。




『もしもし。。。?』



嫌な予感がした。



『おう、えみか。
実はなお母さん体調壊して
さっき救急車で運ばれた。』



頭がついていかない。
不安になるばっかりだった。



『お、おかんは?』


心臓が爆発しそうだった。



『今は病室で安定剤
打ってもらってるから
寝てるよ。
今日から緊急入院
することになったから。
それとみんなにはいったけど
明日は家族会議するから
仕事が終わったらリビングに
集まってほしい。大丈夫か?』



『うん。。。』



また泣きそうになる。


『えみ、よく聞け。
お母さんは今一生懸命
病気と闘ってる。
おかんは大丈夫。
癌なんかに負けないから。
えみがそんな悲しい気持ちに
なってたらお母さんも
悲しむぞ。協力してくれ。


お母さんを皆で助けよう!!』



上を向いて涙が
こぼれないようにする。



『うん!!大丈夫!!
おかんのこと大好きやもん!!
絶対死なせんし。』



強がりかもしれない。
でも今は悲しんで
なんかいられない。
えみの名前の由来は
いつまでも笑顔でいてほしい
という意味で
おかんが付けてくれた。



名前を汚さないように
今泣いてもおかんの前では
元気で笑顔のえみでいよう。