ありがとう,伝えたくて~Dear MaMa~

『おかん…?』



するとおかんは
気持ち良さそうに寝ていた。


その寝顔を見てるとなんだか
急に涙が溢れてきて
その場から立ち去り


トイレに行って大声で泣いた。





『なんでおかんだけ
こんな目に
あわないかんの...。』



胸が凄く痛んだ。


自分の無力さに
腹が立ちそして何よりも
悲しかった。




でもこんな顔
おかんの前では出来ない。


不安にさせちゃうし
何よりもおかんは
えみの笑顔が大好きだったから。



少し落ち着くと
涙を拭きリビングへ向かった。




『おかん寝とったか?』


おとんが問うと
うつむいた顔で
精一杯うなずいた。


泣いたのばれたく
なかったから
おとんの顔が
うまく見れなかった。



きっとおとんはきずいてた。
でもあえて何も言わない。


みんな同じ気持ちだから。



ただおかんを助けたいと
ただそれだけを
願っていることを。