「お腹はへってないかねえ?んー?」






おじいさんは



帽子で隠れていた目をカッと開き



こちらを充血した目で見た。








ぼくは


ぞっとした。









「ああ、めったはらへってんだ。」










ヒューはかまわず





答える。








おじいさんはニイッと笑った。