「ぢゃあ、これをお飲みい。」 そう言うとおじいさんは 袖口から赤い丸い飴をとりだした。 「なんでい、これ。」 「ひひひ・・・これはお腹がすかなくなる薬じゃて。 飲んでみんかあ?んー?」 「そら、いい薬だな!」 ヒューは食い付くように おじいさんの話しを聞いている。 僕は危ない気しかしない。