<アリア、目覚めよ> <16となった今、解き放つのだ> 意識を失ったはずの私の頭に突然響いてきた声 <今、アリアの力を放つ> その声を合図に私から光が放たれた いや、光だけでない、物凄いパワーが放たれたのだ 男はいきなりのことに驚き、どうすることも出来なかった 瞬きすらもしなかった 「お前、力が目覚めたのか…」 失ったはずの意識は自然と戻っていた