それでも、キミが好きなんだ




離れなきゃいけないの?


「辛いかもだけど、その覚悟は必要だよ?」


「理世ちゃん…」


「友達でいたら、切ない恋を諦めないって事になっちゃうよ?」


私はどうしたいんだよ。


「私…」


陸斗君が好き。

側にいたい。


けど

その気持ちは陸斗君には迷惑になっちゃう。


陸斗君には大切な人がいる。



諦めたい。


「しばらく、距離置いて諦めついたらまた仲良くなれば良いし。」


理世ちゃんが言う。


「そ、そっか。」


「もうすぐ、席替えだし。」


席替え…?


そっか。

離れちゃうんだ…。



もう

あまり話さなくなるのかな。


けど

諦められるなら距離をとった方が良いんだろうなぁ。


陸斗君と離れるしかないのかも…



叶わないなら諦めるしかないんだよね、きっと。