「あのね、陸斗君。」
今年はちゃんと伝えたいの、
私の気持ち。
これからは素直に。
「私、陸斗君がずっとずっと大好き。」
「なっ…また、クリスマスみたいな大胆発言を…」
「だ、だって…陸斗君にちゃんと伝えたくなったから。今日は特別な日だから…。」
「美鈴。」
「ん?」
「約束するよ。ずっと側にいるって。何があってもな。大切にするよ、お前の事…」
陸斗君は真剣な表情で私を見つめ、言った。
片思いは辛い事が多かった。
けど、諦めなくて良かったと本当に思う。
これからもずっとずっと陸斗君が大好き。
「ありがとう。私も陸斗君とずっと一緒にいたいです。」
私は笑って答える。
辛い事があるかもしれない、
それでも、キミが好きだから
乗り越える。
この気持ちをずっと大切にしたい。
陸斗君とずっと一緒にいられますように。
《END》