それでも、キミが好きなんだ




うっ…


「な、何でもない…」


「もしかして、思い出しちゃったとか?」


「ち、違うもん!」


「お前は分かりやすいな。」


「うっ…」


「美鈴、本当可愛い。」


「り、陸斗君!」



だ、だめだぁ…。


陸斗君の事、直視できないです。



ま、まだ二人とも着替えてないし…


今更、恥ずかしがるのはおかしいかもだけど…


こ、心が落ち着かないよー。



「お、落ち着きなさい…私。」


私が言うと、陸斗君は笑う。


「な、何で笑うのー!?」


「ん?お前が可愛いから。」


…っ…


「陸斗君はやっぱりいちいちずるいよ…」


「お前に言われたくない。」


「へ?」


「あんな事言われたらやばいだろーが。」


「陸斗君?」


「何でもない。」


「?」