それでも、キミが好きなんだ




…わ…


広い!


部屋に着くと、私は驚く。



かなり広いんだなぁ…。


過ごしやすいかも。



「疲れたから寝ようかなぁ。」


「え?トランプ持って来たんだけどなぁ…」


「お前は遠足気分だな…いつも。」


私達は荷物の整理をする。



「わ…浴衣可愛い!」


私は部屋に置かれた浴衣を見て言う。



「へぇ。旅館では浴衣を着て寝るっていうのは本当だったんだな。」


「あ、そっかぁ。陸斗君、旅館は初めてなんだっけ。」


「ああ。」


「じゃあ、温泉が楽しみだね。」


「そうだな。初の温泉楽しみだ。」


「うん!」



…はっ…


私、何て呑気にしてるんだろ…。



理世ちゃんの言葉、忘れてた!


け、けど…


今日は疲れてすぐ寝るかも…



いや、でも…


やっぱり、緊張してきた!

旅館着いたら。