それでも、キミが好きなんだ




「陸斗君は?」


「俺も帰省するよ。執事達が心配してるからな。顔出さないと。」


「し、執事達?」


本当にどんな家なんだろ…。





「陸斗坊ちゃま…」


「あはは、それはさすがにねぇよ。陸斗様って呼ばれてる。」


「り、陸斗様!?」


様付け!?


すごい…。


「美鈴は何て呼ばれるんだろうな?美鈴お嬢様?ぷっ…何か変だな。」


「わ、笑わないでー。」


「けど、まあ…これからお前も呼び方が変わるわけだけどな。」


「へ?」


「さて。渡すの忘れないようにしないとな。」


「陸斗く…」


「ほら。」


陸斗君は私に小さな紙袋を渡す。


「あ、ありがとう!」


私は中からプレゼントを取り出す。



…あ…


シルバーの羽がついたハートのネックレスだ。



「可愛い…」


キラキラしてる…。