バイトに入っても、どうも高橋さんには話しかけられないまま…
気まずい状態で…
ちゃんと断るべきなのに…
あっという間に土曜日になってしまった。
「カッコイイ!」
「美鈴ちゃんの彼氏なんだ?」
「は、はい…」
陸斗君は一人でお店に来た。
「ど、どうぞ。」
私は陸斗君に水を出す。
「サンキュー。あ、美鈴のオススメって何だ?」
「フルーツタルト…かな。」
「じゃあ、それと紅茶頼む。」
「あ、はい!」
陸斗君とも上手く話せないままだぁ。
やっぱり話すべき…だよね。
「美味い…」
陸斗君はフルーツタルトを食べると言う。
「気に入って貰えて良かった。」
「上がり、何時頃になるんだ?」
「6時かな?」
「じゃあ、後で迎えに行く。」
「う、うん…」


