それでも、キミが好きなんだ




理世ちゃんにもよく言われるけど…


「あ、高橋さんはいないんですか?彼女とか?」


モテるし…いても…


「いないよ。」


「そうなんですか。意外です!」


「…美鈴ちゃん。」


「はい?」


すると


高橋さんはいきなり私の唇を奪った。



…え…


「ごめんね。彼氏いるって分かっても止められなかった。」


「あ、あの…」


「俺が好きなのは美鈴ちゃんだよ。」


…っ…


「ご、ごめんなさい!」


私は走って寮へ向かう。



き、キスされた…。


陸斗君以外の人に…。



高橋さんに…


友達に…



高橋さんは私が…。


ど、どうしたら良いの…?









――翌日。


「おはよう、美鈴。」


「お、おはよう…陸斗君…」


気まずい。


陸斗君には言いたいけど、言えない。



嫌になっちゃうよね?